市川市東大和田にある3階建て戸建て住宅で、外壁塗装と屋根塗装、サイディングの反り補修、木部塗装を行った施工事例をご紹介します。
こちらの工事を行ったのは約8年前です。
先日、定期点検のために再び建物を確認したところ、補修したサイディングの反りは再発しておらず、屋根や外壁の塗装にも大きな問題はありませんでした。
工事当時、お客様は他社から、
「反っているサイディングは張り替えないと直らない」
「木部が多いため、塗装費用が高くなる」
と説明を受けていました。
しかし、正栄建装で詳しく調査したところ、サイディング内部の防水シートには問題がなく、外壁材を全面的に張り替えなくても補修できる可能性があると判断しました。
今回は、反ったサイディングをジャッキで少しずつ元の位置へ戻し、固定・補修してから塗装を行っています。
市川市東大和田の3階建て戸建てから外壁塗装のご相談
今回ご相談いただいたのは、市川市東大和田にある3階建ての戸建て住宅です。
建物全体の塗装時期を迎えていましたが、特に問題となっていたのが、外壁サイディングの反りでした。
サイディングの一部が外側へ反り、壁面から浮いたような状態になっていたため、このまま塗装だけを行っても十分な補修にはなりません。
また、建物には塗装が必要な木部も多く、一般的な外壁塗装工事よりも作業箇所が多い住宅でした。
3階建て住宅は建物の高さがあるため、足場の設置方法や作業時の安全管理にも注意が必要です。
正栄建装では、塗装する面積だけで判断するのではなく、サイディングの状態、木部の劣化、シーリングの状態、屋根の傷みなどを確認したうえで工事内容を検討しました。
サイディングが水を吸って反りが発生
現地調査を行ったところ、サイディングの反りには、外壁目地に施工されているシーリングの劣化が関係していると考えられました。
窯業系サイディングは、表面の塗膜や目地のシーリングによって雨水の影響を受けにくい状態に保たれています。
しかし、シーリングが劣化してひび割れや隙間ができると、目地部分から雨水が入り込みやすくなります。
サイディングが繰り返し水分を吸収すると、乾燥と吸水を繰り返すうちに外壁材が変形し、反りや浮きが発生することがあります。
今回の建物でも、シーリングの劣化が進み、そこからサイディングが水分を吸ったことが、反りの主な原因と考えられました。
単に反っている部分だけを押さえるのではなく、原因となったシーリングも一緒に補修しなければ、再び同じ症状が発生する可能性があります。
サイディング内部の防水シートを調査
サイディングに反りが発生している場合、外壁材の内側まで雨水が入り込み、防水シートや下地材が傷んでいる可能性もあります。
そのため、外側から見ただけで、
「塗装すれば大丈夫」
「すべて張り替える必要がある」
と決めつけることはできません。
正栄建装では、反りが発生している部分の状態を確認し、サイディング内部の防水シートや下地に大きな問題がないかを調査しました。
調査の結果、内部の防水シートは機能しており、建物内部まで大きく傷んでいる状態ではありませんでした。
そこで、サイディングを全面的に張り替えるのではなく、既存の外壁材を生かして補修する方法をご提案しました。
他社ではサイディングの張り替えが必要と言われていた
お客様は、正栄建装へご相談いただく前に、他の塗装業者からも見積もりや説明を受けていました。
その際には、
「反ったサイディングは張り替えないと直らない」
と言われていたそうです。
サイディングの腐食が進んでいる場合や、内部の下地・防水シートまで傷んでいる場合には、部分張り替えや全面的な外壁改修が必要になることもあります。
しかし、サイディングに反りがあるからといって、すべての建物で張り替えが必要とは限りません。
今回の建物は、内部の防水シートに問題がなく、サイディング自体も補修して再利用できる状態でした。
そのため、必要以上に工事範囲を広げず、既存のサイディングを生かす補修を選択しました。
ジャッキを使ってサイディングの反りをゆっくり戻す
反ったサイディングは、無理に一度で押し戻そうとすると、外壁材が割れたり欠けたりする可能性があります。
そのため、今回の補修ではジャッキを使用し、サイディングの状態を確認しながら少しずつ反りを戻しました。
急激に力をかけるのではなく、外壁材に無理な負担がかからないよう慎重に調整します。
元の位置まで戻した後は、再び動かないように固定し、必要な補修を行いました。
サイディングの状態によっては、この方法が使えないこともあります。
劣化が激しい場合、外壁材が割れている場合、下地が腐食している場合などは、部分的な張り替えが必要です。
今回は現地調査の結果、既存のサイディングを生かした補修が可能だと判断しました。
原因となったシーリングも交換
サイディングの反りを直しても、原因となったシーリングの劣化を放置すれば、再び雨水が入り込むおそれがあります。
そこで、外壁目地やサッシまわりなどのシーリングも確認し、劣化している部分を補修しました。
既存のシーリング材を撤去できる部分は撤去し、新しいシーリング材を充填します。
シーリングは、外壁材同士の隙間から雨水が入るのを防ぐだけでなく、建物の動きやサイディングの伸縮を吸収する役割もあります。
外壁塗装の際は、塗料の種類や色だけでなく、シーリングの劣化状態を確認することも大切です。
木部の多い3階建て住宅を丁寧に塗装
今回の建物は、外壁や屋根だけでなく、塗装が必要な木部も多くありました。
木部は、外壁サイディングや金属部分とは異なる傷み方をします。
塗膜が剥がれたまま放置すると、木が水分を吸い、腐食や割れにつながることがあります。
そのため、木部の状態に合わせて下地処理を行い、必要な塗装を重ねました。
木部が多い建物は、塗る面積だけでなく、下地処理や細かな塗り分けに手間がかかります。
他社では木部が多いことで工事費用が高くなると言われていましたが、正栄建装では、実際に必要な作業を確認し、サイディングの補修方法を含めて工事内容を組み立てました。
屋根と外壁の塗装も実施
サイディングの補修とシーリング工事を行った後、外壁全体を塗装しました。
塗装工事は、見た目をきれいにするだけではありません。
外壁表面を塗膜で保護し、サイディングが雨水を吸い込みにくい状態にする役割があります。
屋根についても、劣化状態を確認したうえで必要な下地処理を行い、塗装しました。
特に3階建て住宅の屋根は、地上から状態を確認することが難しく、劣化や不具合に気づきにくい場所です。
外壁塗装のために足場を設置する際は、屋根の状態も一緒に確認しておくことをおすすめします。
施工から8年後に定期点検を実施
この市川市東大和田の戸建て住宅を施工したのは、約8年前です。
そして昨日、定期点検のため、屋根や外壁、補修したサイディングの状態を改めて確認しました。
点検の結果、ジャッキを使って補修したサイディングは元の状態を維持しており、大きな反りの再発はありませんでした。
補修直後だけではなく、8年が経過した現在も問題が起きていないことを確認できました。
また、外壁塗装や屋根塗装についても、定期診断の時点で大きな問題は見つかりませんでした。
塗装工事や外壁補修は、工事が終わった直後だけを見れば、どの施工もきれいに見えることがあります。
大切なのは、数年後も不具合が起きず、建物を守れているかどうかです。
今回の8年後の点検により、当時行ったサイディング補修と塗装が現在も機能していることを確認できました。
サイディングの反りは必ず張り替えになるとは限りません
サイディングに反りや浮きが見つかると、
「外壁を全部張り替えなければならないのではないか」
と心配される方も多いと思います。
しかし、必要な補修方法は、サイディングの傷み方や内部の状態によって異なります。
既存サイディングを補修できる可能性がある状態
- サイディング自体の腐食が進んでいない
- 外壁材に大きな割れや崩れがない
- 内部の防水シートが機能している
- 下地に大きな腐食がない
- 固定方法を見直すことで元の位置へ戻せる
張り替えを検討した方がよい状態
- サイディングが崩れたり欠けたりしている
- 水分を吸って強度が低下している
- 反りだけでなく大きなひび割れがある
- 下地や胴縁が腐食している
- 防水シートが破損している
- 雨漏りが建物内部まで進んでいる
外から見ただけでは判断できないことも多いため、最初から張り替えと決めるのではなく、原因と内部の状態を調べることが重要です。
サイディングが反る主な原因
サイディングの反りには、いくつかの原因があります。
シーリングの劣化
外壁目地のシーリングが割れたり剥がれたりすると、目地から雨水が入りやすくなります。
今回の建物でも、シーリングの劣化がサイディングの吸水につながったと考えられました。
外壁塗膜の劣化
塗装の防水性が低下すると、サイディング表面から水分を吸収しやすくなります。
色あせ、チョーキング、塗膜の剥がれなどが見られる場合は注意が必要です。
釘やビスの固定不良
サイディングを固定している釘やビスが緩んだり、固定位置に問題があったりすると、外壁材が浮くことがあります。
通気や下地の問題
外壁内部の通気が不十分な場合や、下地に不具合がある場合も、湿気がこもってサイディングが変形することがあります。
サイディングの反りを放置するリスク
小さな反りだからといって放置すると、隙間から雨水が入り込み、症状が進行する可能性があります。
サイディングの反りを放置することで、次のような問題につながることがあります。
- 外壁材の割れや欠け
- シーリングのさらなる破断
- 防水シートへの負担
- 下地や木部の腐食
- 室内への雨漏り
- サイディングの部分張り替え
- 外壁全体の改修工事
早い段階であれば補修で対応できたものが、放置することで大きな工事になる場合もあります。
サイディングの一部が浮いている、目地に大きな隙間がある、外壁が波打って見える場合は、早めに点検を受けることをおすすめします。
市川市東大和田で3階建て戸建ての塗装をご検討中の方へ
3階建て戸建ての外壁塗装は、2階建て住宅と比べて足場の高さが必要になり、安全管理や施工方法にも注意が必要です。
また、サイディングの反り、シーリングの劣化、木部の傷みなどがある場合は、塗装だけでなく適切な下地補修を行わなければなりません。
正栄建装では、塗装することを前提に調査するのではなく、建物の状態を確認し、必要な工事と不要な工事を分けてご説明しています。
サイディングが反っているからといって、必ずしもすべて張り替える必要があるとは限りません。
反対に、状態によっては塗装だけでは直らず、部分張り替えや下地補修が必要になることもあります。
市川市東大和田をはじめ、市川市内で次のような症状にお困りの方はご相談ください。
- 3階建て戸建ての外壁塗装を検討している
- サイディングが反っている、浮いている
- 外壁目地のシーリングが割れている
- 他社からサイディングの張り替えを勧められた
- 木部が多く塗装費用が高いと言われた
- 屋根と外壁を一緒に点検してほしい
- 必要以上に大きな工事を勧められないか心配
- 施工後も長く相談できる塗装業者を探している
建物の状態を確認したうえで、補修で対応できるのか、張り替えが必要なのかをご説明します。
まとめ|8年後もサイディングの反りは再発していませんでした
今回ご紹介した市川市東大和田の3階建て戸建て住宅では、シーリングの劣化によってサイディングが水分を吸収し、反りが発生していました。
内部を調査したところ、防水シートには大きな問題がなかったため、サイディングを張り替えず、ジャッキを使ってゆっくりと元の位置へ戻して固定しました。
さらに、原因となったシーリングの補修、外壁塗装、屋根塗装、木部塗装を行っています。
施工から約8年後に定期点検を行った結果、サイディングの反りは再発しておらず、屋根と外壁の塗装にも大きな問題はありませんでした。
外壁補修は、工事直後の見た目だけでなく、数年後まで不具合が起きない施工を考えることが大切です。
市川市東大和田や市川市周辺で、サイディングの反り、外壁塗装、屋根塗装、木部塗装にお困りの方は、正栄建装までご相談ください。

