2022年現在、塗料のグレードは
1.無機
2.フッ素
3.ハイブリッド(ラジカル)
4.シリコン
5.ウレタン
6.アクリル
*無機が一番寿命が長い(耐候性が長い)と言われております。
本記事では、その中でも近年需要が増えており、塗替え期間も10年程度と長い耐候性と
期待されているハイブリッド(ラジカル)塗料について、比較し
弊社のお薦め塗料をご紹介致します。
ハイブリッド塗料とは
ハイブリッド塗料とは、それまで主流に使われていた
シリコン塗料やアクリル塗料の性能に加えて、
塗膜を劣化させる「ラジカル」という因子を抑える性能を加えた塗料です。
ラジカルは主に太陽光の紫外線が当たる事で発生し、塗膜を劣化(白化)させます。
ハイブリッド(ラジカル)塗料 メーカー一覧
ハイブリッド塗料を製造・販売している主なメーカーは下記となります。
外資系やベンチャーが会社等は除きます
日本ペイント | パーフェクトトップ |
SK化研 | エスケープレミアムシリコン |
関西ペイント | アレスダイナミックトップ |
トウペ | ハイウェザーDC |
アステックペイント | リファイン1000Si-IR |
ハイブリッド塗料の寿命(塗替え時期)は約10年から15年と言われていますが、
各社とも公式には発表しておらず、あくまで期待数値です。
また、各社のハイブリッド塗料の長所・短所に関しては、どのメーカーも
「ラジカルを制御する」という機能が加わった塗料で
耐候性、汚染性、防カビ・防藻機能が高いと
同じ事しか言っておりません。
弊社が推奨しているハイブリッド(ラジカル)塗料は
我々、塗装業者はどの材料も使用する事は出来ますし、仕入価格もほぼ変わりません。
ある塗装業者さんは大量仕入れであるメーカーの塗料は安く仕入れる等と
主張しているところもありますが、
実は塗装工事において、塗料材料が工事代金に占める割合はとても低く
割合としては1割、2割程度です。
その1割、2割の中の多少の値段の差なので、お客様が受け取るお見積り金額には
殆ど差はありません。
よって、弊社はもしお客様が日本ペイントが良い、SKを使いたいと仰れば、それを
使用した工事をする事は問題無く対応可能です。
少し話がずれましたが、弊社がお薦めしている塗料は
トウペさんのハイウェザーです
各社がそれぞれ同じ様な特徴を話ている中で、弊社がこちらの塗料をお薦めしている理由は
ハイウェザーが唯一 実際に販売されて10年以上経過した実績ある塗料
だからです。
メーカー自体は上記の期待耐候年数を示しておりますが(非公式)、それも
実際にはまだ販売してから10年経過していないのです。
それと比較すると、ハイウェザーは販売開始し10年以上が経過し、弊社自身も
10年以上使用し、10年経過した建物の状態を知っております。
これが弊社がハイウェザーをお薦めする理由です。
ハイウェザー以外のお薦め塗料
ハイウェザーの製造・販売会社はトウペという日本ゼオンという化学品製造会社の子会社で
会社としての信頼性はあるのですが、日本ペイント、関西ペイントと比較すると
少し規模の小さい会社で且つ、一般の方は初めて聞く会社なので心配されるかもしれません。
その点で、もし大手会社のハイブリッド塗料が良いという事であれば
日本ペイント、SK化研、関西ペイントは、ハイブリッド塗料の実際の年数はまだ
経験が無くとも、他の塗料で実績がありますし、弊社も使用している実績としては
ハイウェザー同様の性能があると考えております。
なるべく塗替え時期を長く・寿命を長くしたいなら
塗料が高くとも次の塗替え時期をなるべく長くしたいという事であれば、
大手で他塗料も多くの実績がある
日本ペイントのパーフェクトセラミックトップG
という無機塗料をお薦めします。
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